オペラ 『デイダミア』 ヘンデル作曲


こないだの休みにオペラを観に行って来ました。
デイダミア』というバロックオペラで本邦初演です。


ドイツ・バロック音楽の代表格、ヘンデル(1685〜1759)の最後の作品となった42作目のオペラです。
今回の公演ではお友達のR嬢が舞台監督を務めるとのことで、楽しみにしておりました。


2時に会場前でリブラ社長、高校教師のsa10kazuさんご夫婦と待ち合わせ。sa10kazuさん達とは無事会えましたが、酔っ払いリブラ社長は遅刻してタクシーに乗ってきました。


<あらすじ>
アキッレ(アキレス)がトロイ戦争で死ぬ運命にあると知った両親は、運命を回避せんと、彼をエーゲ海リコリス島の王であり、親友のリコメーデの元に預けます。アキッレは王の娘、デイダミアとともにピッラという少女として育てられます。

アキッレは女装はしているものの、狩りの好きな青年へと成長し、デイダミアと恋仲になります。デイダミアは恋よりも英雄に憧れるアキッレに不安を抱きます。

ところがギリシャ軍の司祭が「アキッレが参戦しなければトロイには勝てない」と予言したため、全ギリシャ代表の大使フェニーチェと英雄ウリッセがアキッレ探索のためにリコリス島に派遣されてきます。


そおか、アキレスは女装子さんの大先輩だったのですね。
ギリシャに足向けて寝られませんね。


全曲上演、時間にして3時間弱(途中休憩2回)、イタリア語での上演。眠ってしまわないかと心配でしたが、楽しんで観劇することができました。途中から字幕はあまり見ず、歌や音楽を楽しむことに集中しました。


主人公のデイダミアに扮した谷村由美子さん(ソプラノ)が特にすばらしく美しい歌声でした。僕達は最前列の中央の席だったのですが、彼女が歌うと目の前の空気が震えるのが感じられました。
パリ在住で、主にフランスでご活躍とのこと。今度京都でリサイタルがあるようなので、そちらの方にも行ってみようと思います。


楽器で気になったのはLUTH(リュート)という長大な「琵琶」と言った感じの楽器です。おそらくネックの長い「アーチリュート」だったと思うのですが、実物を見たのは初めてです。


上演終了後、皆で焼き鳥屋さんに飲みに行き、途中からR嬢と合流。
帰りの阪急電車のホームで偶然出演者やスタッフの方々とお会いしました。谷村さん、こんなにちっさくて可愛らしい人なのに、どこからあの声量が出るのだろうと感心しました。


sa10kazuご夫妻と別れたあと、2次会とカラオケボックスでオールナイトカラオケ。R嬢一晩中歌いっぱなし。この人も、こんなにちっさいのにパワフルだなと思っておりましたら、翌日熱出して寝込んだそうです。お大事に。


なんかダラダラと書いてしまいましたが、良い一日でした。
Rちゃん、お疲れ様。とてもよい公演でした。
リブラ社長もさそってくれてありがとございいました。sa10kazuご夫妻、お会いできてうれしゅうございました。