西村しのぶ先生と接近遭遇

月刊ニュータイプに「神戸・元町“下山手ドレス”」を連載中など、ご活躍中の漫画家、西村しのぶさんと遭遇いたしました。
西村さんのお友達がオーナーである大阪市内のとあるバーに、女性のお友達と共にお立ち寄りになったのでし。店内の混雑が少し収まった頃、オーナーにご紹介いただいてお隣で呑まさせていただきました。光栄なことでございまし。
そばで見る西村先生は白いワンピースドレスがとてもお似合いになる素敵な方でございました。

プライベートでいらっしゃっていたので、サインねだりたいのはぐっと我慢いたしました。

しばらく呑んでいたのですが、そのうち「記憶スケッチ」(何も見ず記憶だけで漫画のキャラクターなどをかくというアレ)をやろうということになりまちた。
皆で”バンコラン”や”タラちゃん”、”タツノオトシゴ”などを描いておりましたが、顔がすなめりの”オスカル”をわたしが描いたら受けてしまい、その後”変身途中のデビルマン”や”マジンガーZ”を調子に乗って描いておりました。
翌日、「プロ作家の前でなんという恐ろしいことをやっていたのだ、お前は」という内省の声に一日苦しめられまちた。

恐ろしかったのは同席していたその店常連のT氏。西村先生がメモに描いたオスカルを見て「うまいですねえ、絵を描くお仕事なんですか」と素で尋ねていたこと。今までの話、聞いてなかったんかい!!

さらに恐ろしいのはA氏。3歳児が足で描いたような絵を何の恐れもなく西村先生とそのお友達に突きつけ「うまいやろ」と言い放っていた。
A氏よ、注意書きとして書かれた日本語すらも判別することのできない君の芸術は、君が生きているうちには認められることはないだろう。すごく面白いけど。

というわけですごく楽しい時間を過ごさせていただきました(西村先生たちはご不快ではなかったろうかとまだ心配していまし)。西村先生とお友達、それとバーのオーナー様、ありがとうございました。おまけに1杯おごっていただいたりして申し訳ありませんでした。

今度単行本買うです。はい。